学生未経験者向け漁師になるためにはキャッチ

漁師になるためには

こちらのページでは、学生や未経験の方、漁師に興味をもったもののどうしたら漁師になれるのかわからないという方に向けて作成したページです。少しでも参考になれば幸いです。

漁師になるためには5つのステップがあります。①どんな漁業か調べる→②どの漁業種の漁師になりたのかを決める→③必要な資格を調べる→④資格の取得方法を調べる→⑤家族に相談するといった流れになります。それではさっそく①から見ていきましょう。

①どんな漁業種があるのかを調べる

漁業には様々な種類があります。日本の港を出港してから日帰りできるような海域にて主に※総トン数20トン未満の小型船舶で漁業を行う沿岸漁業。日本の港を出港してから2~3日程度で帰ってこられるよう海域にて主に総トン数20トン~150トン程度の中型の漁船で漁業を行う沖合漁業。日本の港を出港してから3週間~2年程度は日本に帰ってこず、世界中の海で主に200トン以上の大型漁船で漁業を行う遠洋漁業があります。

弊社の漁船が行っている漁業は海外まき網漁業という漁業種であり、遠洋漁業に分類されます。海外まき網漁業の特徴としては、遠洋漁業の中では1航海の期間が短く、日本の港を出港してから3週間~2ヶ月程(漁模様によって変わる)で再び日本の港に戻ってくることです。船の大きさは総トン数349トン~760トンの漁船を使用しています。

※総トン数とは・・・一般的に船の容積(大きさ)を表す単位で船ならではの指標です。(船の重さではありません)

【Point】漁業種によって航海日数や船の大きさが異なる!

②どの漁業種の漁師になりたいのかを決める

どんな漁業種があるかがわかったら次はその中で、自分がどの漁業種の漁師になりたいのかを決めます。漁業種によって、漁獲する魚の種類はもちろんのこと、仕事の内容、年収、休暇日数などそれぞれまったく異なります。これらのことを細かく調べ、自分が将来どの漁業種の漁師になりたいのかを決めましょう。

身近に自分が興味を持っている漁業をしている漁師さんがいれば、直接お話を聞いてみることもよいですし、学校の先生に進路相談をしてみるのもよいと思います。相談する人がいない場合でもインターネットで検索をして自分で調べてみたり、漁業就業支援フェア(全国漁業就業者確保育成センター主催)に参加するとより漁業を身近に感じられると思います。

一般社団法人 全国就業者確保育成センター 漁師.jp 漁業就業支援フェア
http://www.ryoushi.jp/ 

【Point】漁業種が変わると仕事内容や年収もまったく変わります!

③必要な資格を調べる

自分がなりたい漁業種が決まったら、その漁師になるために、あるいはその漁師のキャリアアップに必要な資格をしらべましょう。基本的にどんな漁業でも、お手伝いとして漁船にただ乗船するだけの漁師であれば資格は必要ありません。

自分で漁船を取得し、個人事業主として総トン数20トン未満の小さい船で沿岸漁業をやりたいという場合には小型船舶操縦士免許という船を操縦する資格と、海上特殊無線技士免許という海の上で無線による情報交換を行うための資格を取得した上で、各地にある漁業組合に加盟し漁業権を取得してから漁業を行う流れになります。

総トン数20トン以上の漁船に乗船し、沿岸漁業や遠洋漁業の漁師になりたいという場合は、漁業会社に雇用されて漁師になるのが一般的です。総トン数20トン以上の船で漁業を運行する場合、海技免状という資格所持者が複数人その漁船に乗船している必要があります。どのような海技免状所持者が何名乗船する必要があるかというのは、船の大きさ(総トン数)、航行する区域、エンジンの大きさの3つの要素から決まります。基本的な考え方として、船が大きくなればなるほど、航行区域が遠くなればなるほど、エンジン馬力が大きくなればなるほど多くの海技免状所持者が乗り込む必要があります。そして、このような大きな漁船で船長や機関長のような上級職になるためにはこの資格がかならず必要です。長年漁船に乗船し、どんなに漁師としての実力があっても、資格をもっていなければ絶対に船長や機関長のような上級職に就くことはできません。日本の制度上認められていないためです。

船長や機関長といった上級職に就くことによって資格を所持していない一般の乗組員とは収入が大幅に変わってきます。若いうちに資格を取得しておくことは今後漁師として生きていくうえで非常に有利になりますので、学生の皆さんはぜひ資格(海技免状)を取得する選択肢を考えてみてください。

海外まき網の乗組員のキャリアアップに必要な資格→海技士になる

【Point】漁師の出世は資格が必要不可欠!自分の目指す漁業種とキャリアを見定めてどんな資格が必要かを知ろう!

④資格の取得方法を調べる

海技免状を取得すための大きな特徴は、一定期間の乗船履歴が必要であるということです。この乗船履歴をつけるために一般乗組員として就職し、乗船履歴をつけてから国家資格を受験する方法と、水産高校や海技学校等の海事教育機関へ入学し、乗船実習で乗船履歴をつけてから国家試験を受験する方法があります。海事教育機関の卒業者は海技免状取得の面で、試験を受験できるようになるまでの必要乗船履歴期間の短縮や、学科試験の免除等により、資格取得が優遇されています。就職して働きながら海技免状を取得することも可能ですが、就職しながら学科試験の勉強をすることは非常に大変なことだと思いますので、将来キャリアアップし、船長や機関長を目指すことを望まれる方は海事教育機関を卒業することが王道であり、近道であると思います。海事教育機関のどこのコース(学科)に入れば自分の目的とする海技免状を取得することができるかを調べ、今後の進路を決めてみましょう。

海技免状の取得するにあたって詳しくはこちらをご覧ください。

【Point】自分の目指す漁師像を思い浮かべ効率よく資格を取ろう!

⑤家族に相談する

漁師はとても魅力的な職業です。しかしながら、日本では漁師に対してネガティブなイメージを持っている方が、意外と多いことも事実です。ご家族や親戚等、身近に漁師さんがいる方はよいのですが、近しい人に漁師さんがいない人はとくにそのような傾向が強いです。これは漁師という職業のイメージがテレビ番組によって過酷な一部分だけが切り取られたものによってイメージされていること。漁船漁業がニュースになるときは、大きな事故が起こったときだけであることがほとんどであるため、漁業は危険であるというイメージが強いこと。といったように、漁師に対しての情報の少なさが大きな要因だと思います。ご家族の理解を得るためにたくさん情報収集してみてください。それから遠洋漁業の漁師を希望する方であれば、長期間、家族と顔を合わすことができない状態となります。このように生活パターンもよく調べ、家族に自分がどのような生活パターンになるか知っていてもらうことも大切だと思います。

【Point】家族の理解、支えがあって仕事は頑張れる!

各ページへのご案内

トップページ
https://fukuichi.gr.jp/

海外まき網漁業とは:海外まき網漁業を知りたい方に向けたページはこちら
https://fukuichi.gr.jp/whatispurseseinefishery/

海の写真館:船内、船上の写真を沢山掲載しております。漁師で働く様子を身近に感じたい方に向けたページはこちら
https://fukuichi.gr.jp/seaphotohouse/

海技士になるためには:海技士免状取得方法についてまとめたページはこちら
https://fukuichi.gr.jp/marineengineer/

よくあるお問い合わせ・お問い合わせ窓口・ご応募のお電話はこちら
https://fukuichi.gr.jp/faq/